人間も季節の変わり目には体調を崩したりしがちですが、急な気温や気圧の変化がワンちゃんやネコちゃんなどペットの体調にも影響しているのではないか、気がかりですよね。日頃から飼い主としてできることをコツコツやらなくてはいけないと感じています。
その一つとしてあげられるのが、定期的なお手入れです。
ブラッシング、シャンプー、耳掃除、爪切り、歯磨きなど、人間と同じようにワンちゃんやネコちゃんにもやってあげるべきことがいろいろあるのですが、それを怠ると、健康に影響を及ぼすことになります。動物病院やトリミングサロンでも家庭で定期的にやってあげるようにすすめられますよね。
私が苦手と感じているお手入れの一つが肛門腺絞りです。
ワンちゃんやネコちゃんの肛門の左右にある一対の袋を肛門嚢(腺)というのですが、この中に入っている肛門腺液と呼ばれる分泌物を出してあげるというのが肛門腺絞りです。肛門腺液がたまってしまうと、ワンちゃんネコちゃんが不快な思いをしてお尻を気にするようになりますし、ひどい時には炎症を起こしてしまうことがあります。1カ月に1度を目安にしっぽを持ち上げて、肛門まわりを抑えて分泌物を出すことが必要となります。
ところがこの肛門腺絞りは意外に難しいのです。そもそも犬はしっぽを触られるのが嫌いなので、しっぽをグイッと持ちあげてお尻を触ろうとするのを嫌がります。
また、私も一度チャレンジしたことがあるのですが、何しろ肛門腺液というのはかなり臭い!やり方を間違えると勢いよく液が飛び散り、かなりの大惨事になるのです。この大失敗がトラウマとなり、それ以来必ずトリマーさんにお願いしています。
そしてもう一つ苦手なお手入れが爪切りです。人間が爪を伸ばしていると良くないのと同じように、ワンちゃんも爪が伸びたままだととても危険です。爪が割れてしまうことはもちろんのこと、巻き爪になって肉球に食い込んでしまったりすることもあるのだとか。爪切りの習慣は小さい頃につけることが大切と聞いていたのでチャレンジしてみようと爪切りの方法を調べていたところ、「犬の爪には血管が通っているので、やり方を間違えると出血する」と書いてありました。血を見るのが何より苦手な私は、これで完全に怖気づきました。そこで、爪切りもトリマーさんにお願いするようになったのです。
肛門腺絞りも爪切りも、慣れていない素人が恐る恐るやるより、プロにお願いした方が、手際よくさっさと終わらせてもらえてワンちゃんにとってもうれしいはずです。
家庭では難しいお手入れは動物病院やトリミングサロンにおまかせするのがベストですね。
さて、動物病院やトリミングサロンに直接行き、「肛門腺絞りと爪切りだけお願いします」と言って断られることはないと思うのですが、「それだけ?」と思われてしまわないかなど、余計なことを考えてしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
事前に「肛門腺絞り」「爪切り」など、項目ごとに予約ができたらきっと気が楽になりますよね。項目ごとに予約メニューがあるということは、動物病院やトリミングサロン側でもそれをOKとしているわけですから、予約する方も安心です。
弊社の予約システム「Animary byGMO」はお手入れの項目ごとに予約ができるようにカスタマイズすることができます。また、お手入れの内容によって所要時間をあらかじめ決めておけるため、診察の合間にお手入れに来るワンちゃん、ネコちゃんの予約をはさむ、というようなことが可能です。
事前の予約をしていれば、飼い主さんも朝一でペットを連れて行って長時間待つ必要もありません。ちょっとした隙間時間を利用して目的のお手入れのみをしてもらえ、動物病院、ペットサロン側も患者さん、お客さんへの対応が効率よくできそうです。
苦手なお手入れを避けてしまう飼い主さんのために、動物病院やトリミングサロンで、このような予約システムを導入してみてはいかがでしょうか?